二世帯住宅の豆知識

二世帯成功のカギは防音対策

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防音対策

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さて、本日は二世帯住宅成功のカギとも言える「防音対策」についてのお話です。

「家族なんだし、多少の音は許せるよ。気にならないよ。」

と言われる方が多いようですが…

実際に住んでみると、生活音ってとても気になる!!

毎日のことですしね。

生活音が原因で世帯間でトラブルになる事例も多いようです。。

 

そうならない為にも!2世帯住宅には防音対策が必須です!!

具体的にどんなことに気をつければいいのが見ていきましょう!

 

①間取りで防音

2世帯住宅のゾーニングはおお大きく分けて、左右で居住スペースを分ける「左右分離型」と上下階で居住スペースを分ける「上下分離型」がありますが、音のトラブルが起こりやすいのは「上下分離型」。上下分離型では親世帯が1階、子世帯が2階に住むという方が多いようですが、このパターンが音のトラブルに関しては一番危険です。必ず防音対策を行いましょう!

 

気を付けなくてはならないのは「親世帯の寝室の周囲に何があるか」

 

 

一般的に親世帯の方が子世帯よりも就寝時間が早い傾向にあります。

そのため、寝室で眠ろうとしている時の子世帯の生活音がとてもストレスになってしまうのです。

 

一番避けたいのは、親世帯の寝室の真上にお風呂や洗面室がある間取り。遅く帰宅した子世帯が深夜にお風呂に入ると…排水の音がダイレクトに親世帯の寝室に響いてしまいます。

同様に水を使うキッチンやトイレも避けておいた方が無難です。

限られたスペースの中で間取りを考えなくてはならないので、なかなか避けられない場合もあるかと思います。

その時は排水管に吸音材を巻いて施工するという方法もあります。

 

また、親世帯の寝室のすぐ横に階段がある間取りも避けたいものです。

階段を上り下りする音は案外響くものです。

間取り的に避けられない場合は、内階段の場合はカーペット仕上げにする方法や、外階段の場合は鉄製はかなり響くので、踏板の部分にだけでもコンクリートを貼ることをお勧めします。

 

では、どんな部屋だと親世帯の寝室の真上に持ってきても安心なのでしょうか。

一番いいのは、ウォークインクローゼットや納戸など、収納スペースにする方法です。深夜や早朝に使うことはまれですし、使ったとしても音が出にくいです。

また、2世帯住宅の間取りを考える時の基本として、LDKの上にはLDKをトイレの上にはトイレ、寝室の上には寝室を、というように、上下階で同じような配置にしておくとトラブルが少ないようです。

 

③床材で防音対策

子世帯が2階で気兼ねなく生活するためには、床の防音対策がマストです。

小さいお子様がいらっしゃればなおさらですね。

 

床に防音対策する方法としては主に、二重床にする方法とカーペットや畳などを取り入れる方法があります。

 

■二重床とは木造住宅で床板を二重に張る方法のこと。

その効果は大きく、ALC 造という軽量コンクリートのパネルを使った工法に近い遮音性になると言われています。

部分的に取り入れることができるのもうれしいポイントです。

子ども部屋や長い時間を過ごすリビングダイニングのみを二重床にすることもできます。

 

■内装にコルクタイル、カーペット、畳などをとり入れる

  一番ローコストで、手軽にできて、効果も得やすいのがコルクタイルやカーペット、畳などを取り入れる方法。

将来リフォームで交換しやすいのもうれしいポイントです。

 

 

以上、防音対策についてお伝えしました^^

おわかりいただけましたか?

 

でも、どれだけ防音対策をしても、一つ屋根の下に暮らすわけですから、無音というわけにはいきません。

お風呂に入る時間、洗濯機を回す時間は何時から何時まで。と約束を決めたり、お子さんに「下におじいちゃん、おばあちゃんがいるんだよ、静かにしようね。」と地道に声掛けをするなどの対策も必要になってくるかと思います。

ぜひ、防音対策+ルール作り+思いやりで2世帯住宅ならではの音問題を乗り越えてくださいね★★

 

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