二世帯住宅の豆知識

分筆ってなに?

用語解説
分筆 二世帯

今回は別棟二世帯住宅に引続きそれに関連する分筆についてお話しましょう🎵

 

前回、別棟二世帯住宅をご説明させていただきました。
別棟二世帯とは

 

 

前回でもご説明しましたが、同じ敷地内に2棟建てるようにするには分筆という手続きをしなくてはいけません。


では、分筆とはなんでしょうか?
土地は1筆、2筆…と数えます。おかしな数え方ですよね。
その土地(筆)を分けるので分筆といいます。そのままですね。
その逆に2つ以上の土地を1つにまとめることを合筆といいます。

 

分筆時には測量機器などの機材を用いた専門的な調査が必要なので、土地家屋調査士に依頼するのが一般的です。
分筆登記を一般の方が行うことは難しいです。
手順としては下の図のような流れになります。

分筆の手順

分筆登記には10日くらいでできる場合もあります。
どのくらいの期間が必要かは土地家屋調査士に確認しておきましょう。


分筆するにも費用がかかります。
①土地家屋調査士の報酬として内容によりけりですがだいたい5万~です。手間がかかればその分費用の上乗せがあるでしょう。
②登録免許税ととを法務局に支払います。
登録免許税とは、登録する際にかかる費用です。分筆後の土地の筆数×1000円が必要になります。
1筆を2筆に分けるのであれば2000円の登録免許税を支払います。

分筆のできないこと

あと、地域によっては分筆が禁止されてる場所もあります。
例えば景観保持境界線が確定されていない土地土地面積が0.01㎡未満になる等、条例で禁止されている場合がありますのでその区域の条例も確認しておきましょう。


分筆するにも勝手にはできません。土地所有者と境界線はどうするか、その後の相続など双方の意思の確認は事前にしておき土地家屋調査士に依頼しましょう。
分筆をしても建蔽率(けんぺいりつ)によって思ったより小さな家になったなど問題も出てきます。
分筆を登録する前には必ず土地家屋調査士や建築会社に確認しどのような家が建てれるかも必ず確認しましょう


分からないことだらけですが、せっかく別棟二世帯をしたいと考えていらっしゃるのに諦めるのはもったいないです。
文字で読んでも、専門用語を言われてもちんぷんかんぷんですよね。

 

分筆ができるのかしら?どうすれば?何からすれば?とお考えの方は一度ご相談にご来店ください。


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(担当:衣笠)

 

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