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ツーバイフォー工法のメリットとデメリット

用語解説
ツーバイフォー工法

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「ツーバイフォー工法」をご存知ですか?

なんとなく知っているけど、詳しくは知らない…という方も多いのではないでしょうか。

ただ、家の大本となる「工法」はリフォームなどで変更できるものではありません。それぞれのメリット・デメリットをよく理解して選択しましょう。

 

◆ツーバイフォー工法(2×4工法)とは

「木造枠組壁工法」の一つで、2インチ×4インチという規格の角材とパネルを使って「箱」を作り、組み立てていく工法。

日本の在来工法、「木造軸組工法」が柱や梁などで家を支えるのに比べて、ツーバイフォー工法では箱、「面」で家を支える構造になっています。

「面」で支えるとはどういうことか、、

段ボール箱を想像していただければよくわかります◎

厚紙一枚ではすぐに曲がってしまいますが、箱に組み立てることで、上に荷物を重ねても潰れることがありませんね。

 

また、木造枠組壁工法にはツーバイフォー工法以外にも、2×6の角材を使ったツーバイシックス工法、2×8の角材を使ったツーバイエイト工法もあります。数字が大きくなると角材が太くなり、より頑丈になります。

 

◆ツーバイフォー工法のメリット

そんな「面」でささえるツーバイフォー工法のメリットは、

耐震性・耐風性・気密性に優れていることが挙げられます。

揺れや風など外部要因に対しても柱ではなく、面で耐えるためです。

もちろん、木造軸組工法でも耐震性や気密性を高めることは可能ですが、それにはその分設計と工事が必要になります。

また、耐火性能も高いとされていて、ツーバイフォー工法というだけで火災保険料が割引されます。

もう一つのメリットは、ツーバイフォー工法は構造がシンプルだということ。

箱を作り、それを建て横につなげたり、その箱の中に間仕切りを作ったり、開口部を設けたり、、木造軸組工法に比べて単純なつくりだと言えます。

シンプルな分、工期が短く済むこと、現場の大工さんの腕に出来が左右されにくいことはとても大きなメリットです。

 

 

◆ツーバイフォー工法のデメリット

ツーバイフォー工法のデメリットは、間取りに制限が多いことです。

面全体で家を支えているので、木造軸組工法よりも、構造上必要な壁が多くなります。

そのため、大空間を作りたいという方には不向きな工法だといえます。また、大きな窓を作りたい方も注意です。

そして、その間取りの制限が多いデメリットは築後数年がたったころの、リフォームの際にも問題になることがあります。

 

 

ツーバイフォー工法とは?そのメリットとデメリットとは?

ご理解いただけましたでしょうか?

 

大空間や開放的な大きな窓など、比較的自由に間取りを考えたい方には木造軸組工法が、安心や品質の安定を求める方にはツーバイフォー工法が向いていると言えそうですね!

自分たちの建てたい家、理想の住まい方を叶えてくれる工法を選びましょう◎

 

 

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