二世帯住宅の豆知識

準防火地域に家を建てる。制限と意外なメリット

用語解説
準防火地域

こんにちは^^おうちの相談窓口です!

突然ですが、みなさま「防火地域」「準防火地域」という言葉を聞いたことがありますか??

土地探しをされている方はもう聞いたことがあるかも。

本日は防火地域・準防火地域に家を建てる時の注意点をご紹介したいと思います。

駅近エリアや都市部で土地をお探しの方は必見ですよ◎

 

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建築条件付き土地とは?

コチラも合わせてお読みください^^

 

 

 そもそも防火地域・準防火地域ってなに? 

日本では火事が発生したときに隣家へ被害が広がらないように、家にある程度の耐火性を持たせることが義務付けられています。

特に厳しいのが住宅や店が密集している都市部。

延焼した場合に甚大な被害を予測することが容易ですよね。。

 

求められる耐火性能レベルは4段階。

①防火地域 ②準防火地域 ③法22条区域 ④無指定

4つの中で一番高い耐火性能が求められるのが①の防火地域。

この防火地域に指定されているのは主要駅周辺の繁華街やビルが立ち並ぶような地域ですので、あまり一軒家が建つエリアではなく、家探しではあまり関係のないエリアです。

気をつけたいのが②の準防火地域。

これは防火地域エリアの周辺に設けられた地域。

この辺りは住宅が立ち並ぶ地域ですので、土地探しをしていると土地が出てくるエリアです。

(さらに準防火地域の周辺が③の法22条区域になっていることが多いです。)

 

 準防火地域に家を建てる時の注意点 

準防火地域に家を建てる場合、一般的な家に比べて高い耐火性能が求められるようになります。

耐火性能を高くするためには、窓を網入りガラスにしたり、シャッターをつけたりということが必要になってきます

また、使える窓の種類が限られたり、大きな窓が作れないという制限も出てきます。

さらに、木造建築3階建ての場合、さらに高い耐火性能が求められ、費用が高くなりやすいです。

構造に使う木を見せられなかったりという意匠的な制限も出てきます。

耐火性能が高いということは住む人にとってもメリットですが、建築費用が高くなる・求めていたデザインができないことがあるというデメリットがあるということです。

 

準防火地域の土地を買う場合にはこれは必ず理解しておきたいポイントですね。

 

 意外なメリットとは? 

準防火地域に家を建てるってデメリットばかり・・・と思われた方に朗報です◎

2019年6月から建築基準法が改正され、

準防火地域の準耐火物件は建ぺい率が10%緩和される

ようになりました✨

都市部はもともと小さい土地が多いですから、建ぺい率が緩和されるメリットはとても大きいのではないかと思います!!

 

建ぺい率って?という方は過去ブログをお読みください★

関連過去ブログ

建ぺい率とは

準防火地域で家を建てる時の注意点、お分かりいただけたでしょうか?土地探しをしていると、難しい用語が出てくる場面がたくさんあります。「?」なままでは購入後後悔することになるかも。。。

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(担当:為広)

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