二世帯住宅の豆知識

「坪単価」のカラクリ

用語解説
坪単価

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10月ももう終わりですね💦

今年も残すところあと2ヶ月と思うと驚きです!!

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さて、本題です。

「坪単価」という言葉を聞いたことはありますか?

家づくりを始められている方なら、皆様聞いたことがあるかも。

土地の相場を表すときにも「坪単価」が使われますが、今回お話する坪単価は「家の本体価格の坪単価」です。

建築会社を比較する時によく使われます。

 

ハウスメーカーと工務店の価格の違いを表す時や建築会社の比較をする時にはとても便利な「坪単価」ですが、そのままうのみにしては危険です!!

そこで本日は「坪単価」のカラクリについてお話したいと思います。

 

坪単価を求める式は

「家の本体価格」÷「家の坪数」=「坪単価」

です。

 

ただ、注意しなければならないのは、この「家の本体価格」も「家の坪数」も各社共通した基準があるわけではないということです。

エアコンやLED照明、カーテンまでも含めた費用を「家の本体価格」としている建築会社もあれば、そのままでは住めないような状態を「家の本体価格」としている建築会社もあるのです。

「家の坪数」についても、各階の床面積を足した「延べ床面積」のところもあれば、坪単価を下げるために吹き抜けやベランダなども含めた「施工床面積」で計算して言える建築会社もあるのです。

坪単価は建築会社側で高くも安くもできるということです。

 

また、「坪単価」×「坪数」=「家の本体価格」ではないという点にも注意が必要です。

算数的には、↑の計算が成り立つのですが、現実にはそんな単純には行きません。

例えば、坪単価を50万円の建築会社で30坪の家を建てたとします。計算上約1500万円で家ができますね。

では同じ建築会社で半分の大きさの15坪の家を建てた場合どうなるでしょうか?

計算上は50万円×15坪で750万円で家が建つことになりますが、そうはいかないのです。

家の大きさが半分になったからと言って、工期は半分になりませんし、人件費も半分にはなりません。キッチンやお風呂などの設備も小さいものを選んだからと言って、半額にはなりませんよね。

坪単価はその建築会社がよく建てている一般的な大きさの家を建てた時の坪単価なのです。

また、坪単価だけを見ると、広い家の方が坪単価が安く、小さい家の方が坪単価が高くなるということですね。

単純に「坪単価」×「坪数」=「家の本体価格」ではないことがお分かりいただけましたでしょうか?

 

あくまでも坪単価は目安だと捉えておきましょう。

建築会社の価格を比較したい場合は、希望の土地、家の要望などを各社同じ条件で伝えて見積もりを作成してもらうのが一番です。

見積もりも会社によって含まれる項目が異なりますから、総額で比べるのではなく、項目ごとの価格をよく比較するようにしましょうね。

おうちの相談窓口では、お客様とご一緒に見積もり書のチェックもいたします◎

ぜひお気軽にご相談くださいね。

 

「坪単価」についてお分かりいただけましたか?

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皆様のご来店お待ちしております!!

 

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