二世帯住宅の豆知識

3階建てのメリットとデメリット

二世帯住宅の豆知識
3階建てのメリットとデメリット

登録住宅会社100社以上!中立公正な立場であなたの家づくりをサポートする二世帯住宅.com byおうちの相談窓口です!

 

 

さて、本日は3階建てのお話です。

2階建てと比べると、まだまだ少数派の3階建て。

どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

 

そもそもどんな時に3階建てを選択されるのでしょうか?

3階建てを選択する理由として多いのは、土地の狭さをカバーするためです。

都市部や駅近の土地など、土地の価格が高いエリアに住みたい場合、3階建てという手段はとても有効です。

 

その他、多い理由として、2階建てだった実家を3階建てに建て替えて2世帯で住むというケースも多いです。

 

ではメリットから見ていきましょう!

3階建てのメリット

①土地を有効活用できる

②眺望・日当たりのいい家になる

③居住空間+@の空間を手に入れることもできる

 

順に詳しくお話していきます。

①土地を有効活用できる。

これは3階建てを選択する理由のところでもお話した通りです。2階建てでは1LDKくらいにしかならなかった土地も3階建てにすることで、3LDK ・4LDK にでき、4人家族でも十分に生活することができます。

土地が高い地域では、発想を変えて居住空間を上へ広げる方がいいのかもしれませんね。

 

 

②眺望・日当たりのいい家になる。

まだまだ2階建てのお家が多いですから、周囲にマンションやアパートなど背が高い建物がない限り、3階は開けた眺望が期待できます。

ただ、3階からの光を2階、1階まで届けるには工夫が必要です。

特に、1階の奥まった部屋では光を取り入れるのが難しくなります。

この場所は寝室や水回りにするなど割り切った使い方をする方が後悔がなさそうです◎

 

光を1階まで下す工夫として、代表的なのがスケルトン階段です。

吹き抜けがなくとも、階段をスケルトンにすることで、光を各階に届けることができます🌞

 

③居住空間+@の空間を手に入れられる

3階建てを建てて、1階を店舗にするという方もおられます。

自宅の他に店舗を持つよりも家賃がかからないので、費用が抑えられるというメリットがありますね。

また、立地によっては1階部分を貸店舗や貸しスペースにするという方もおられるようです。利益が出れば住宅ローンの返済スピードもアップしますね◎

また、1階部分をビルトインガレージにするという方法もあります。都市部では駐車場を他で借りると月々数万円するという場所もありますから、敷地内に駐車場が作れるメリットは大きいですね。

 

では次にデメリットを見ていきましょう。

3階建てのデメリット

①階段の上り下りが大変

②建築費用が高い

③同じ床面積なら2階建てより狭く感じることも

 

①階段の上り下りが大変

3階建て住宅の一番のデメリットはこれですね。

日常的に3階まで上るわけですから、若いうちはまだしも、年を重ねた時の不安はありますね。

また、お子さんが小さい間も不便に感じるかもしれません。

(落下防止のためのベビーガードもたくさんいりそう・・・)

特に、家事動線が階をまたいでいる場合に注意が必要です。

よくあるのが洗濯物。1階にある洗濯機から、3階のバルコニーまで洗濯物を持って上がる間取りになっているとなかなかの重労働になってしまいます。

この場合、水回りは水漏れをした時に被害を最小限に抑えるために1階に持ってくることが多いですから、洗濯物を干すスペースを1階に作れればいいですね。乾燥機や物押し竿(ホスクリーンなど)を備えた物干しスペースが作れれば、天候に関係なく干せるので、共働きのご夫婦にもお勧めです。

どうしても家事動線が階をまたぐ場合は、出来るだけ階段からの距離が最短になるように工夫してみましょう。

 

また、階段の上り下りの大変さを解決する方法としてホームエレベーターがあります。

お値段が200万円~300万円と高価ですので、新築時には設置しなくっても、おいおいつけられるようにスペースを確保しておくと賢いですよ◎(そのスペースは設置するまで収納などで使いましょう)

いざとなればエレベーターがつけられる安心感は嬉しいですよね♪

 

②建築費用が高い

2つ目のデメリットは建築費用が2階建ての家よりも高くなることが挙げられます。

建物本体の工事費の他に、3階建てでは構造計算が義務付けられていて、その計算費用や申請費用がかかります。

また、地盤についても2階建てよりも厳しい基準があり、地盤改良工事費用が掛かる可能性があります。

100万円前後の費用がかかるものだとあらかじめ予算にいれておくと安心です。

地盤の調査は土地購入後にする場合がほとんどですので、購入時にはどの程度工事が必要かわからないのが難しいところですね。

 

 

③同じ床面積なら2階建てより狭く感じる

同じ床面積でも2階と3階では感じる広さがかわります。

2分割か3分割、、一度に目に入る大きさが違いますもんね。

ただこれは間取り次第で解決できるデメリットです。

3階建てを検討される方は、3階建てを実際に見に行ってみることをおすすめします。

 

 

以上、3階建てのメリットとデメリットでした!

参考になれば幸いです!

 

また、3階建ての場合、階段にこだわったり、スキップフロアを取り入れることで、もっともっと楽しい家にすることができますよ◎

螺旋階段にして3階から1階まで光を落としたり…

スキップフロアにすることでネックだった階段の上り下りの大変さを解消することもできます。

土地が狭いから3階建てにする…という出発点だったとしても、3階建てにしてよかった!楽しい家になった!と満足できれば最高ですねlaughyes

二世帯住宅.comには、狭小3階建てに強い工務店やスキップフロアに強い工務店の登録があります◎

ぜひお気軽にご相談ください。

 

お問い合わせ・ご来店予約はコチラから

 

皆様のご来店お待ちしております★

(担当:為広)

関連記事